Dark_AleX氏よりカスタムファームウェア3.80 M33がリリースされました。
CFW 3.80 M33の主な機能は
- ベースとなるファームウェアが3.80。
- flash1フォーマットを行った後に適切なディレクトリを作成する。
- HENコアの変更。
sigcheckが付いたファイルをユーザーモードよりflashからロード可能となった。
- "NID Resolver"を搭載。
これにより、過去のアプリ・プラグイン等がNIDを気にせずに使える(すべてが使えるわけではない)。
- ネットワークアップデートが出来る。
Dark_AleX氏のサイトからできる。
これより下記の手順を実行する事でPSPが壊れる可能性があります。
全て自己責任で実行してください。
新たに搭載されたNID Resolverについてですが、1.50 ~ 3.60のNIDを 3.80用に自動変換して起動できます。
3.71用のNIDは自動変換ができません。
■用意するもの
- CFW 3.52 M33(-3/4) or 3.71 M33(-2/3/4) を導入したPSP-1000
もしくは CFW 3.60 M33 or 3.71 M33(-2/3/4) を導入したPSP-2000
- 「CFW 3.80 M33」 ⇒ ダウンロード
- FW3.80のアップデート用「EBOOT.PBP」
■やり方
- メモリースティックに各データを配置
- 「CFW 3.80 M33」をダウンロードして解凍する。
次のようなファイルが出てくる。
15675_380_m33/
├ UPDATE/
│├ EBOOT.PBP
│└ u235.prx
├ leeme.txt
├ nidsresolver_status.txt
└ readme.txt
- 「UPDATE」フォルダをms0:/PSP/GAMEフォルダに入れる。
「GAME」フォルダ以外に入れると破損データとなってXMBから表示されないので注意。
- FW3.80のアップデータの「EBOOT.PBP」ファイルを「380.PBP」にリネームし、「UPDATE」フォルダに入れる。
このときのメモリースティック構成例は以下のとおり。
ms0:/
└ PSP/
└ GAME/
└ UPDATE/
├ EBOOT.PBP
├ u235.prx
└ 380.PBP
- カスタムファームウェアをインストール
- [Game folder homebrew]の設定を1.50カーネルに設定している場合、リカバリーモードから「3.xxKernel」に変更する。
- XMBから「PSP アップデート ver 3.80」を選択し、起動する。
- 黒い画面が表示され、パッチを当てる場合下記のようなメッセージが表示されるので、×ボタンを押す(不要な場合は4.に進んでよい)。
Some of your idstorage keys have not the correct values, probably due to a downgrader. In order to continue, press X to restore the correct values, press R to exit.
- 下記のようなメッセージが表示される。
Verifying 380.PBP ... OK
Verifying u235.prx... OK
- 「Press X to start the update, R to exit.」と表示される。
CFW3.80 M33へアップデートを行うのであれば、×ボタンを押す。
アップデートせずに止めるのであれば、Rボタンを押す。
- しばらくすると、公式FW3.80アップデート画面が表示されるので、指示に従ってインストールする。
- インストール終了後、○ボタンを押してシステムを再起動する。
この手順を行わず、手動で電源を切ったりするとBrickするので注意。
- プログラム終了後、PSPの「本体設定」を見て、FWが3.80 M33となっていれば成功!
3.80 M33のインストールが終わったら
アップデートパッチもインストールしておくことがいいでしょう。